210/365 祝福の鐘

f:id:life-history-mushroom:20180727230500j:plain

 

ふっと田んぼを見に行ったら。
突然、あふれんばかりの鐘の音。

風上にいると全然聞こえなかった

いくつかの風鈴が

一歩、風下に入った途端

鳴り響いただけのことだったけど、

すごく突然に思えた。

 

祝福の合図。

そう思えた。理由なくそう思えた。

自分以外の人にはなんのこっちゃのことだけど

ここから私の本質の流れが始まるんだと

おなかの底から思えたのでした。

 

そのとき、

人生のパズルは死ぬまで続く。

と、教えてくれた人のことを考えていました。

自分のパズルはもうすぐ終わるけど、

それまで人と人の想いを繋ぐのが

自分の使命だと。

 

その言葉に

言い表しようのない悲しみと

張り裂けそうな孤独

地面が揺れるような感動、

慈しみと尊敬、

自分を問われる思い…とが同時多発して

胸にズシンと響いた。

 

出逢う人はみんな師匠。

小さい子供であっても大人であっても…

そう思ってるけど

 

 

魂の絆を感じる人との出逢いは

そんなに多くはないよね。

 

あたしは…

足下にも及ばないけれど

いまの自分にできることを

精一杯やるしかないと思った。

 

今日は夏祭りでした。

いろんな笑顔に会いました。

いろんな人に助けてもらった。

いろんな人と人が繋がっていって面白かった。

 

 

本当に不思議でした。

無事終わって、本当によかった。

 

 

満月だったから。

ニコニコ誰よりも笑いながら、

心の一番奥の静まったところで思っていた。

満月の夜に逝った父のこと。

同じ時を確かにともに生きてる人のこと。

出逢った人たちのこと。

 

不思議な夜でした…。