2019-1.10「それでいいのだ」

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昨春から子育てに関して

意見を交わしていた人が居て、

まあ、意見を交わすというよりも議論に近く、

相手はマジョリティ、わたしがマイノリティ側として

話し合うと真っ向から意見の相違。

でもどうにかして協力しないと先に進めなくて

こちらの思うことや、感覚もしっかり伝えつつ

相手の言ってることも自分のなかに感覚として落としていった。

相手は、私の言うことがわかるようでわからないという感じ、

どこか「この人論点すり替えてる」といった疑いを残したまま、

でもそこで切るのだけはやめようと、

話し合う姿勢、耳を傾ける姿勢は保ってくれていた。

 

時々合意できそうになったり、

相手側を否定したくなる気持ちが抑えられなくなったり、

そんなことを繰り返して一喜一憂しながら年末を迎えて。

最後の最後に、あなた側にとってそれが一番いいことですよ、と

マジョリティ側がマイノリティを理解したつもりの提案があった。

が、それが思いのほかこちら側を追い込んで、

子どもと二人で泣いた。

 

それで被害者ぶるつもりもなく、

こちら側の想いをまっすぐ伝えた。

それで事足りた。

が、思わぬ副産物として子どもがしっかりした。

やべ…って思ったらしい。

 

それでプラマイゼロ。

なんとなく諦めた。

違うんだから、どうしようもない。

ほんとうにほんとうに伝わらないんだ。

何を届けても相手からの目線で見ればたしかにその通り。

それ以外の見方、感じ方で

こちら側を理解してくれることはないのだ、と。

 

その件は自分の中でもう終わることにした。

でも、話せばわかるかもしれない

と、思っていた時に見ていた希望の光が消え、

これから何を支えにやっていけばいいのか小さくフラフラした。

でもとにかく冬休み、子どもとたくさん話して

笑って、料理作って、お菓子作って、

いま何を読んでるのか、どんなゲームしてるのか

一緒に興味持って楽しく過ごそう。

そう思ってたのに、

もりもりと仕事に追われて、

気づけばもう冬休みも終わりに近づいてる。

 

とにかくなんとか時間を作りたくて

猛烈に猛烈に頑張って、

でも必死な時ってトリガー引いちゃうみたいで

どういうわけか行く先々で、

何気ないことから相手が急にチクチクしてきて

それは私が空気読めないとか以上に、

普段はどこにいっても笑顔だらけなのに

どこいっても近しい人がぶつかってくる。

余裕のない心にやめてほしいくらいに。

というか、

自分が疲れ切ってるから些細なことも

切りつけられるように感じるのだろうな。

 

そんなこんなで人には会いたくないし、

仕事は待ったなし、

イベントなんか行ってる場合じゃなかったのに

義務で参加した講話会。

講師の方が子育てに関することで話されたことが

日ごろ私が、前述の意見交換相手に話してたこととそっくりで、

妙に救われた気持ちになっていたら、

意見を交換していた相手も同じ会場にいたのだった。

 

そして、その方に

いまの話、とてもよかったですねと呼び止められ、

あなたが言ってたことと全く同じだと思って聞いてました。

あなた、間違ってなかったんですね。

あなたの子育て、間違ってなかったんだ。

これからも頑張ってください。

あなたの持ち味生かして。

 

そう笑顔で言われて不思議な気持ちに。

今更、、、、もう諦めてから理解してもらえた…

正直、発言者に肩書や資格があるとマジョリティには

ちゃんと伝わるのかってのも思った…。

けど、

ほんと決着って、そう感じた地点から離れた場所に、

思いがけないところにあるんだなと再確認。

だから、いつも何もわかったような顔できない。

 

 

子育て、

 

間違ってないとは思えない。

でも、これで精一杯なんだよ…

なんでも出来る人から見たら、あほみたいだけど。

ほんとに、精一杯なんだ。

 

それでも

仕事もなんでもかんでも一生懸命頑張ってる。

それは、ただただ

子どもにこんな生き方もあるって

あなたとそっくりなお母さんでも、

こうして社会で生きていけるよって

ただただ、子どもに未来を信じてもらいたいからだよね。

頑張ってるんじゃなくて、頑張れてるんだ。

わたしも未来を信じたいから。 

 

だから、

笑ってる。

だから、

頑張れる。

 

だから、

周りには

応援してほしいよね。

 

だから、

わたしも周りの人を応援したいよね。

 

だから、

怒りや否定はノーサンキュー。

 ぶつけたいのを拾ってしまうのも。

愛で返す余裕も今はない。

 

外では笑ってしっかりやって、

一歩内に入ると

しんどいしか言ってない。

 

でも、それでいい。

 

自分を丸ごと愛したい。

そして

子どもにも周りにも言いたい。

 

「何があっても、それでいいのだ」